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　東日本大震災からもうすぐ二ヶ月。復旧はまだまだといいながら、黄金週間に間に合うようにと人海戦術で線路をたたいて直すなどプロフェッショナルならではのJR東日本の努力は感動的でした。ということで新幹線は南から北まで貫通しまして、益子も無事に陶器市が行なわれました。山の食堂をリニュアルオープンしてすぐに被災したスターネットは下のカフェは通常通り営業中です。益子参考館も一部開館しておりますし、益子に行ってスターネットでお食事やお茶するのも良いでしょう。

　さて今回は、そんな益子を元気にしようと4/23に緊急オープンしたスターネット大阪を取材してきました。場所は心斎橋から歩いて15分くらいの静かな街並みの裏通りにありました。大阪の方には「まっちゃまち」と言った方がわかりやすでしょうか。地名の瓦屋町は、瓦職人が素焼きの人形を焼いたところだそうで、何となくスターネット東京の問屋街の雰囲気とよく似ています。

　外観はやはり白くオシャレ。東京のビル同様、昭和32年築の古いビルをリノベーションしたものだそうです。一階は店舗で入口から手前のスペースでは、益子産の野菜や果実などの生鮮食品から、蜂蜜やパン、菓子類までいろいろとあって実に美味しそう。棚には益子の作家たちの食器などがズラリと並んでいます。一階と二階の奥のスペースには着心地良さそうな服や馬場さんデザインのシューズまでいろいろとファッションアイテムが並んでいます。そして2階の手前の部屋はカフェに、星さんお手製のスイーツもあるそうです。何だかとても懐かしい感じがしますが、単なるノスタルジックというよりはまだ見ぬ懐かしさというところでしょうか。ぜひ大阪、ミナミにお越しになられたら覗いて見てください、新しい大阪のカフェ・サロンのあり方が見れるかもしれません。（目の眼編集部）