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 栃木県益子町。田畑や林が広がるのどかな農村風景の中、陶芸家の工房が点在する関東を代表するやきものの町です。濱田庄司が昭和5年に登り窯を築いて以来、民藝運動の拠点としても知られるようになり、現在も作家の感性を生かした温かなやきものが生まれています。東日本大震災では多くの窯元が被害を受けたましたが、復活へ官民共同で取り組んでおり、伝統の陶器市に加えて、斬新なイベントも企画されています。自然と共存し、新しいモノを作る益子のホットな情報を、いけだえみさんがレポートします。

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「陶器市を迎えた益子の景色」

2018-10-19

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 年に2回行われる「益子陶器市」。今はその春の陶器市真っ最中。この町を挙げての一大イベントの時、普段はわりと静かな町の表情は一変します。
 いつも何もない空き地にはテントが立てられ、そこには陶器をはじめとした木工や皮小物、布、ガラスなどの手作りの品が並べられています。また採れたての農産物(この時期は特に山菜など)や煙をもくもく出しながら串焼きなどを売るテントもあり、アジアの市場の雰囲気を醸し出すような一角もあって、通りには車が列をなし、モノを売る人・買う人の空気で活気に満ち溢れています。
 この春で89回目を迎える陶器市は、日程が決まると誰かが旗を振らなくても、それに合わせて人々が動き、誰かが始まりを告げなくてもいつものように市が始まるという、すっかり当たり前のことのようにこの町に馴染んでいるのです。

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 そんなふうに盛り上がる町の中心部の一方で、益子は田植えの時期も迎えています。田んぼには水が入り、農家の人がせっせと苗を植えている風景も見られます。それまで乾いていた土地がたっぷりと水を得て、きらきらと光を跳ね返して、そしてその周りでは麦はふさふさとまだ青い穂を揺らし、花々が一斉にあちらこちらに咲いている…本当に緑豊かな景色となり、一年の中で一番賑やかで華やかな季節なのかもしれません。

 陶器市にたくさんの方に来てもらい、にぎわう益子の今ですが、そのにぎわう場所からふと目線を変えると、今度は自然の豊かな景色が気持ちを落ち着かせてくれる、そんなたくさんの表情を見せるのも、この益子のひとつの魅力ではないかと思います。(いけだ えみ)

益子春の陶器市 開催日 2012年04月28日(土)~2012年05月06日(日)
益子の観光情報は益子町観光協会へ。ホームページ

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その六 カフェ ヴィオロン

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その七 noma

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その八*番外編 スターネット大阪~かぐれ

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その九 菅藤造園

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その壱拾 洛風林